アレグラとは、フェキソフェナジン塩酸塩を主成分とする抗アレルギー薬で、「ヒスタミンH1拮抗薬」として知られます。第2世代の抗ヒスタミン薬で、第1世代に多かった副作用がほとんど見られないのが特徴です。

アレルギーの原因物質が体内に侵入すると、免疫機能の働きで肥満細胞はヒスタミンをはじめとする化学伝達物質を放出します。
このヒスタミンなどの化学物質が、神経受容体(H1受容体)と結合する事でアレルギー症状を引き起こしますが、アレグラはヒスタミンの受容体を遮断する事でアレルギー症状を抑制します。
アレルギー性鼻炎をはじめ、じんま疹や湿疹、皮膚のかゆみなどに有効です。

花粉症予防に対する効果も高く、花粉の飛散が始まる直前から服用を開始する必要があります。
その後も花粉症シーズンが終わるまで服用を続ける事で、症状を抑えたり軽減する事が可能です。
抗アレルギー薬の中でも効果が現れるのが早いため、服用すればすぐに効いてきますが、十分な効果が現れるには数日かかる場合があります。

アレグラは副作用が非常に少ない薬で、特に眠気の副作用がほとんどないため、自動車の運転や集中力を要する作業を行う人でも使用する事ができます。
脂溶性が低いので成分が脳に入らず、副作用の検証において眠気が発現しない事を認められているので、車の運転を含め眠気に関する制限事項がありません。

錠剤のアレグラの場合、成人は通常1回60mgを1日2回経口服用します。
7歳以上12歳未満の小児にも使用でき、1回30mgを1日2回、12歳以上の小児では成人と同じ1回60mgを1日2回経口服用して構いません。

量はアレルギー症状の強さによって増減する場合があります。錠剤以外にはドライシロップも存在します。

アレグラは花粉症が重度でも効果あり

アレグラの長所として重症の花粉症患者に対しても効果が期待できることです。
このアレグラは通常1日2回60mgの錠剤を1錠ずつ服用しますが、これだけでは効果が得られないこともしばしばあります。
そういう場合は、2倍量服用しても構わない薬となっています。よってより強力な効果が期待できるというわけです。

ただ薬の量だけに頼ってはいけません。飲み方に関しても工夫する必要があります。
重症の花粉症の方は毎年花粉症になる場合が多いので、前もって薬を服用しておくべきなのです。
そうすれば症状を軽減できると言われています。

大体は3月あたりに鼻炎、または目のかゆみの症状が出てから服用を開始しますが、重症の方はスギ花粉が飛散を始める2月中旬より少し前から服用しておくと症状を軽減できます。
目安としては花粉飛散1~2週前を服用開始のタイミングとしてみてください。

アレグラの副作用とジェネリック薬

アレグラを使用してもその効果があまりない場合には、漫然と使用を続けないようにします。
アレグラの副作用にはまず、発疹、痒みなどが起こる過敏症状が挙げられ、これらが起こった際には使用をすぐに中止し、医師に相談するようにします。

この他にも眠気や倦怠感、口のかわきや吐き気などがまれに副作用として現れる場合があります。
いずれの場合でも副作用が生じた場合には、すみやかに医師に相談するようにします。
また、アレグラはアレルギーが起きた際に基本的に病院で処方される薬ですが、フェキソフェナジン塩酸塩錠としてジェネリックの薬もあります。

この他にも市販アレルギー剤として、アレグラFXという商品も薬局にて販売されています。
この薬はアレグラ錠60mgと全く同じ内容の薬となっています。

一方で第一類医薬品であるため、薬剤師が常駐している薬局のみの販売となっています。